20代は髪そのものの悩み、中年以降になると頭皮の悩みと、年代ごとに髪の悩みは様々です。

今回は年代別で多い悩みをピックアップし、それぞれの年代のヘアケア方法や気を付けることに

ついてお伝えします。

年代別ヘアケア方法について

■20代のヘアケア方法
・枝毛や切れ毛やぱさつきの悩み

20代は、髪型も頻繁に変えたり、明るめのカラーを入れたりすることも多いと思います。

カットだけなら髪は傷みませんが、パーマやカラーを繰り返すと、枝毛や切れ毛だけでなく、

髪そのものがぱさつきやすくなります。

髪のダメージをヘアケアする方法として、お風呂から上がったらアウトバスケアをして、

髪の成分が流出しないようにしましょう。

コテを使いすぎない、低温を心がけるのも効果的なヘアケア方法です。

■30代のヘアケア方法
・髪のうねりが悩み

30代になると、これまでにはなかった髪のうねりが発生しやすくなります。

うねりを治そうと、どれだけブローをしても、しばらく経つとまた髪がうねってきて、

スタイリングも思い通りにいかなくなってくる年代です。

髪のうねりは、髪そのものが傷んでいたり、頭皮が衰えたりすることが原因です。

毛根が歪んでくると、髪は歪んだまま生えてきます。

30代からは、髪のダメージケアだけではなく、頭皮の保湿とマッサージを中心としたヘアケア方法を

おすすめします。育毛剤や頭皮専用の美容液で頭皮の老化を遅らせましょう。

■40代のヘアケア方法
・髪のハリやコシがないのが悩み

40代になると老化が進み、髪を作る毛母細胞の働きが低下してきますので、

髪のハリやコシが弱くなってきます。

また、40代は閉経に向かう年代です。


エストロゲンも減少してきます。髪そのもののヘアケア方法から、

頭皮を中心としたヘアケア方法に切り替えます。

40代は、女性ホルモンの減少と同時に男性ホルモンが増えますので、皮脂が多くなる傾向にあります。

しかし20代の時とは違います。


シャンプーは刺激の少ないタイプに切り替え、余分な皮脂を出さないヘアケア方法が最適です。

もちろん育毛剤を活用するのも有効なヘアケア方法ですので、髪のハリやコシが弱くなったと感じたら

早めにケアしましょう。

■50代以降のヘアケア方法
・髪が少なくなる、白髪が悩み

50代になると、髪の量そのものが少なくなったり、白髪が多くなったりします。
閉経により卵巣が老化して、急速にエストロゲンの分泌が減るのが原因です。

50代のヘアケア方法も、頭皮を中心に行います。
積極的に育毛剤を使い頭皮マッサージを行い、エイジングケアを謳うシャンプーに切り替えましょう。

白髪対策として、メラニンに直接働きかける「ヘマチン」という成分が配合されているシャンプーに切り替えるのも良いでしょう。

■それぞれの年代で気を付けることについて

20代から30代前半までは髪そのもののダメージをケアすることを意識します。

カラーリングはあまり明るすぎる色にしない、パーマの回数が少なくて良い髪型にする、

トリートメントで髪の保護をする、といったことに気を付けてみましょう。

30代後半から40代、50代以降は、老化が加わってきますので、頭皮ケアを中心にケアするよう

気を付けます。
ライフスタイルや食生活も見直します。

40代以降は閉経が関係してホルモンバランスも崩れがちです。


更年期の様々な症状からくるストレスを解消することに気を付けましょう。

髪が成長するのは夜中ですので、夜更かしは避けましょう。

食事は脂質の高い食品は避け、女性ホルモンと似た働きの豆腐などを摂り、

排泄を早め血液がキレイになるように食物繊維をしっかりととれる食事を心がけましょう。

また、頭皮に十分な栄養や酸素を供給できるよう、代謝や血流を高めるような運動もヘアケアに

繋がります。同時にストレス解消にも繋がります。

美しい髪を維持するなら、体全体の老化を遅らせるように気を付けるのが一番の近道です。

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