現役美容師が教える髪にツヤを出す方法。
【トリートメントからドライヤーまで】
トリートメントやドライヤーをするときには、どうすると艶のある髪を保ち、より美しい状態をつくれるのでしょうか?お手入れの仕方を紹介します。
トリートメントの種類は大きく分けて、「洗い流すタイプ」と「洗い流さないタイプ」に分けられます。
洗い流すタイプのトリートメントは、毛先や枝毛や切れ毛が目立つ部分など、ダメージの気になる部分を中心にもみ込みます。
時間を置いてダメージ補修の成分が浸透するのを待ってから、お湯でしっかり洗い流しましょう。
洗い流さないタイプのうちクリームタイプとオイルタイプは、タオルドライの後に毛先を中心に髪にもみ込んでドライヤーで乾かします。
ヘアオイルは適量で
ベタつくのが気になるのでヘアオイルは使っていないという人もいるかもしれません。
しかし、髪から栄養が抜け出るのを防いで摩擦から守るためには、ヘアオイルを使用しましょう。
シャンプー後にタオルドライで水気を取り、適量のヘアオイルを毛先・中間・根元の順にもみ込みます。コームで全体に馴染ませてからドライヤーで髪を乾かして、仕上げにヘアオイル1~2滴を全体にもみ込んで完了です。
艶髪をキープするドライヤーのコツ
ドライヤーのかけ方も髪の艶に影響します。
艶のきれいな髪をキープするには、まず髪の根本をしっかり乾かしましょう。根元が完全に乾いたら、毛先から中間の部分をブラッシングします。髪が絡まったままドライヤーの熱風を当てると、ダメージが残る可能性があるからです。
ブラッシング後は、上から下に向かって髪を引っ張りながら乾かします。全体が乾いたら、最後に冷風を上から当てて完了です。この方法でドライヤーをかければ、髪の傷みは最小限のまま、艶をキープ可能です。