髪の毛を梳くと、全体の毛量が減り、毛量が減ると扱いやすくなります。ドライヤーの時間の短縮、スタイリングがしやすくなるなどのメリットがあります。
重さが目立つ箇所を引き出して、必要なところに必要な分だけハサミを入れて梳く事で綺麗なスタイルを完成させることができます。
一方で、髪の状態によっては梳くと余計に広がる、髪の毛のクセが出てしまう、など、ますます状態が悪化してしまう事も。。。
自分の悩みは髪を梳くと解決できるのか、それとも悪化させてしまうのか、それは物理的な重さによるものなのか、視覚的な重さによるものなのかでわかります。
物理的に量が多い場合はすきバサミなどで毛量を調節すると扱いやすくなります。
ただ、多いからといってむやみにすいてしまうと逆に扱いにくくなったり、バサバサに見えたりするので、必要な場所を必要な分だけ梳くことが重要です。
視覚的な重さとは、クセでまとまりが悪いので量が多く見える、湿気で広がるなど、実際の毛量より見た目が多く見えることを言います。
この場合はすきバサミなどで梳くと、癖やうねりが悪化して、より広がったりバサバサになったりしてしまいます。
視覚的な重さは毛量調節をする前にストレートや髪質改善などでうねりや広がりを整えてから全体のバランスを見て調節するときれいで扱いやすい状態になります。
まとめ
毛量調節はただ梳けば解決すると言う事ではなく、髪の状態を見極め、なぜ多く見えるのかを正しく判断すると、扱いやすく綺麗な状態になるので、担当美容師に悩みを伝え、きちんと判断してもらうことがお悩み解決に繋がります。